北九州市若松区にある芳野病院では「働きやすい職場」として注目され採用希望者が後を絶たない。その理由は57種類に及ぶ勤務シフトにあった。
(参考:日本胸部外科学会が日本胸部外科学会学術調査データを用いた学術研究の公募を募集)
開業から100年を迎えた芳野病院は床数143で20の診療科がある。職員数は約270人おり、この10年で100人程増えている。平成17年から「子育て支援」制度を策定し、育児休業取得率の向上、常勤短時間勤務制度、ノー残業デー、連続休暇取得奨励規定制度などの制度を導入するなど働く職員の支援に力を注いできた。多様な働き方に柔軟に対応するために、ワーク・ライフ・バランスについての情報共有としてオリエンテーションを実施し、今では57種類の勤務シフトが出来るまでになった。
しかし、医療では想定外の緊急事態もよく起こるが、その場合は「相互扶助の精神」で職員同士がコミュニケーションを密にし理解し合って共に仕事をしている。
これにより、チームワークがより向上、職員が安心して無理なく働ける環境が実現した。