1月8日に河合塾が発表したデータによると2014年度大学入試の医療系大学のへの女子受験生の数が急増していることがわかった。この結果は模試データから調査している。今年、18歳の人口が5万人減少し志願者も2万人減少することが予想されている。
(参照:東京女子医科大学が2012年7月27日に「女性医師再教育センター主催 ケースカンファレンス」を開催)
国公立・私立ともに女子受験者数が減少したのは「法・政治」「経済・経営・商」となりその一方で医療系への志願者数は前年度に比べ7,549人で大きく増加した。医療系の中は「薬」2,662人増加、「看護」2,411人増加、「医」1,466人増加、「医療技術」1,010人増加との結果がでた。
女子受験者数が増加した理由として大学側での学部・学科の新設が増えたことがあげられる。今まで短大や専門学校で看護について習得することが一般的だったが医療技術が大きく進んだことによりもっと専門的に学ぼうと4年生を目指す受験生が増えたためである。さらに、インターネットでも出願できることも受験者の増加に大きく関係している。大学によってはインターネット出願の受付のみの場合もあり、インターネット出願はその手軽さから需要も高まっている。