スウェーデン・ストックホルムのノーベル財団は、2014年の各ノーベル賞の発表・授賞式の日程を発表した。
(参照:ノーベル賞 2013年 日本人の受賞なるか?本日より発表)
今年のノーベル賞の発表はノーベル医学生理学賞が10月6日からはじまり、7日にノーベル物理学賞、8日にノーベル化学賞、10日にノーベル平和賞、13日にノーベル経済学賞という日程である。ノーベル文学賞の日程は後日発表され、授賞式は12月10日を予定。ノーベル平和賞の選考主体であるノーベル賞委員会は、候補者名は公表していないが、候補書数が278の団体と個人の推薦で過去最多数になったことを報告している。
2013年度のノーベル医学生理学賞では東京大学の水島昇氏および東京工業大学の大隅良典氏が、ノーベル文学賞では村上春樹氏が注目されており、TVなどのメディアでも発表の様子が放送されたが残念ながら日本人の受賞はなかった。しかし、ノーベル物理学賞では、実験や装置の開発に多くの日本企業や研究機関などが参加していたため選考委員会からも高く評価された。