代々木ゼミナールの調査報告によると、2014年の国公立大学・医学部への出願倍率が一番高かったのは前期・後期ともに信州大学だった。(参照:七沢塾~カリスマ講師直伝連載コラム~)
Photo:Shrine 081224 #02 By osanpo
医学部への前期の出願による倍率は、信州大学が一番たかく15.4倍となっており、2位に弘前大学で13.4倍、3位は岐阜大学で13.0倍と続く。後期の出願も信州大学が前期と同じく1位で37.8倍、2位は旭川医科大学で33.3倍、3位は岐阜大学で33.0倍だった。
2014年度の国公立大学全体での募集人数と志願者は、前期が募集人数3609人に対し志願者が19920人で倍率は5.5で昨年よりも244人の志願者が増えた。後期は611人の募集人数に対し志願者が12585人で倍率は20.6となり昨年よりも志願者は227人減少した。私立大学の医学部全体では、募集人数2023人に対し志願者は72723人で倍率は35.9倍、志願者は昨年の66321人よりも大幅に増加した。
医学部の競争率が高くなっていく中、一方で国公立大学の看護学部全体では、募集人数4647に対し志願者数20537人で倍率は4.42倍だった。昨年と比べると若干志願者数が減少傾向であった。