9日、日本医師会は認定医産業医や認定産業医を目指す医師へ向けた情報を提供していくホームページを開設。さらに第46回産業医学講習会の概要も発表された。
(参照:日本医師会が「平成25年度日本医師会認定産業医制度生涯研修会」開催を発表)
Photo:Keihin industrial region 02 By T-Hino
産業医は労働者の健康管理などを専門的な立場から助言する医師のことであり、常時50人以上の労働者がいる場合は14日以内に産業医を専任することが定められている。さらに労働者数が多くなれば専任産業医数も増やさなくてはいけない。
女性医師の雇用・復職を応援する女性医局でも、今後は産業医の需要に応えて「産業医局」の運営を活発にしていく方針である。
日本医師会では、平成2年4月に日本医師会認定産業医制度を発足、産業医の資質の向上や推進活動を行ってきた。この日本医師会認定産業医は、所定の産業医学基礎研修を50単位以上修了または、それと同等の研修を修了した場合に日本医師会認定産業医の称号と認定証交付が交付される。5年毎に認定産業医が更新となり研修などを受け規定の単位を取得する必要がある。
7月19日(土)〜21日(月・祝)には「第46回産業医学講習会」が開催となる。本講習会を3日間受講すると労働衛生コンサルタントの筆記試験が免除。申し込みは日本医師会認定産業医のホームページにある申し込み用紙から可能である。