千葉県では1982年から県内の死亡原因一位のがんが高齢化とともにさらなる増加が予測されるとして、県内のがんの情報をまとめたサイト「千葉県がん情報 ちばがんなび」を5月1日に開設した。
(参照:がんの疑い 指摘受けるも精密検査受診を受けない人が増加)
image by 千葉県がん情報 ちばがんなび
全国でもがんによる死因は1位であり3人に1人ががんにかかると言われている。「千葉県がん情報 ちばがんなび」はがん情報へのアクセス改善を求める市民の声と、高齢化が進みがん患者が増えることを見込み開設された県民向けのがん情報を集約したサイトである。がんに関する知識や診断・治療法から近隣の県も含めた医療機関の紹介、相談や支援制度も紹介している。
さらによりわかりやすくがんに関する情報を調べられるように、対象者別と目的別に検索することもできる。対象者別ではがん患者やその家族、一般の人、医療従事者向けに分かれている。目的別では「知る」「治療する」「相談する」「仲間を探す」「予防する」などに分類し素早く検索できる工夫がされている。森田健作知事は多くの人に利用してもらいたいと話している。