帝国データバンクが9日に発表した調査報告によると、2013年度に休廃業・解散した医療機関は2006年度以降で最多となったことがわかった。その要因として医療機関の代表の高齢化や後継者問題が大きいと指摘している。
(参照:岩手県一戸町 小鳥谷診療所が女性医師を迎え1年ぶりに診療再開)
Photo:Joplin Missouri — zygomycosis is an aggressive fungal infection (June 10, 2011) …item 4.. Florida Dept. of Health Responds to TB Reports — Harris calls it business as usual. (Updated: Wed 8:04 AM, Jul 11, 2012) … By marsmet521
2013年度に休廃業または解散した医療機関は病院が20件、診療所が243件、歯科医院が40件で合計303件となり2006年度以降で最も多かった。開業医である代表の高齢化や後継者不足によるもので、また近年都市部では診療所や歯科医院の競争が激化しており、それも休廃業が増加している一因と考えられる。
代表年代別では70代が26.7%と最も多く、次に80代が23.8%、60代が22.4%と続き、60代以上は全体の7割以上を占めている。地域別においては9地域中6地域で休廃業・解散が増加傾向であり、近畿や中部地方では前年度と比べて40%以上も増加していた。調査結果から帝国データバンクは今後も医療機関の休廃業や解散件数は増加すると指摘している。