子どもからお年寄りまで年齢・性別にかかわらず患者の生活習慣病や心の問題などといった心身の不調を診てくれる家庭医。年齢を重ねる毎に健康への不安も高まっていく中で家庭医はとても重要な存在となる。
(参照:薬剤師が無料カウンセリング 医療用サプリメントサロン「薬剤師Cafe vita」)
Photo:Blood pressure check by nurse at a home care visit, Hajikami, Kesennuma, Miyagi By directrelief
患者によってはいくつも受診先を変えるドクターショッピングをしている人も少なくない。かかりつけ医がいる人は若い世代の人ほど割合が低くなる。家庭医は患者の健康を総合的に診ていき、状況に応じて専門医を紹介していく。欧米では家庭医と専門医が明確に分かれており、日本では1986年に日本家庭医療学会が設立され、2009年に第1回目の「家庭医療専門医」を実施した。
何かしらの疾患がある人はもちろんのこと、家庭医は健康な人へは病気の予防や再発防止、定期検査などのアドバイスも行う。なかなか理解しにくい医療の進歩や医療制度の変化も家庭医の力を借りて把握することができ、そのなかで自身に一番適切なケアを選ぶことができる。年を重ねるごとに健康への不安は多くなっていく中、信頼のおける家庭医というパートナーがいることで患者にとって負担も減り、さまざまな健康に対する悩みを解決する近道となる。