神奈川県寒川町は小児医療費助成制度の通院対象年齢を小学校6年生までに拡大することを決定した。今年3月の議会で提案・可決し、4月からシステム改修に取り組んでいた。8月1日より適用となる。
(参照:岡山市 子ども医療費助成の初会合を開催)
Photo:20070821 – Japan Girl By Giandomenico Ricci
神奈川県は東京都と比較すると小児医療費助成制度の通院対象年齢が狭く、神奈川県の住民からも対象を拡大してほしいという声が多くあがっている。寒川町では現在、小児医療助成制度で通院・入院で助成される対象年齢が0歳から小学3年生まで、入院のみの場合は小学校4年生から中学校3年生までとなっている。8月1日より小児医療助成制度が新しくなり通院・入院で助成される対象年齢が小学6年生まで拡大。入院のみは中学1年生〜3年生までとなる。所得制限については変わらないため、所得の合計額から社会保険料等控除額8万円を引いた額が所得制限限度額を超えない場合に助成となる。
新たに小学4〜6年生のいる世帯へは7月中に医療証交付申請書が郵送される。必要事項や健康保険証のコピーを提出して申請する必要がある。また、7月末までの医療機関での診療費は自己負担になるので注意。