全国国立病院管理栄養士協議会は、グローカル・アイ、住友商事マシネックスと共同で食事のレシピ配信サービスの開発をすることを発表した。配信されるレシピは病院で実際に提供されている病院食や治療食のものとなる。食品会社へは有料で配信されるが、一般家庭向けに無料で閲覧できる専用サイトも立ち上げる。
(参照:入院患者の食事代 200円値上げの1食460円を提案)
Photo:Low-fat Hospital Meal By Shanghai Daddy
全国国立病院管理栄養士協議会は全国の164施設で働く管理栄養士によって運営されている組織である。全国を6つの地域にグループ分けし、各地域の特色を生かしたレシピを集める。食品会社へはインターネットのクラウドシステムを導入して有料で11月に配信開始。一般家庭向けには無料で閲覧できる専用サイトを立ち上げる予定である。
レシピはメイン料理・副菜・ご飯で1セットとされているため、レシピ通りに調理するだけでよく、手軽に病院で提供されている病院食や治療食を作ることができる。生活習慣病患者はもちろんのこと一般の家庭でも手軽に病院食が食べられるようになる。