無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりをする人は少なくない。しかしこれを続けることにより顎関節症を引き起こしたり、歯へ悪影響を及ぼしたりするケースもある。
(参照:西宮市 歯や口腔について相談できる無料子どもの広場)
Photo:My Teeth By Editor B
上下の歯をぐっと噛み締める食いしばり。仕事中などちょっとした拍子に食いしばってしまうこともある。歯ぎしりは上下の歯を左右に動かすことだが、睡眠中に何百回も歯ぎしりをする人もいると言われている。最近では、これらを続けたことによりあごへ負担がかかり顎関節症になる人が増加しているという。さらに顎関節症だけでなく歯へも悪影響が出てしまうケースもある。歯の神経がむき出しになってしまい神経を取り除いたケースもあり、たかが歯ぎしり・食いしばりと油断することはできないのである。
予防法としてはマウスピースで歯を保護することも可能であるが、仕事やストレスによるケースも多く、まずはそれを突きとめ解消することが重要になる。最近あごが重い、痛い、動かしづらいと感じた場合は、無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりをしていないか注意し専門機関に相談することが望ましい。