米フェイスブック(Facebook)と米IT大手アップル(Apple)は、女性社員の卵子凍結保存に対し補助金を支給することを決定。すでにフェイスブックはこの取り組みを開始しており、アップルは来年より開始予定となる。
(参照:卵子凍結保存 調査全体で7割が否定的 35歳以上の女性では肯定的な傾向)
Photo:Women in Business Northern Ireland Summer BBQ and Quiz 2013 By nbcharteredmarketing
卵子を採取して冷凍保存し、将来の妊娠・出産に備える卵子凍結。ニューヨーク大学病院の生殖医療センターでは、依頼者の平均年齢は38歳で、医学的理由がない希望者は約8割を占めている。日本でも注目されているが自由診療となり、各クリニックによって費用は異なってくるが決して安いものではない。40代を過ぎて出産する女性も増えてきており、高齢出産は母子ともにリクスが高くなる。卵子凍結では若いうちに質の良い時期の卵子を保存しておけるということで、キャリアを積んでから出産したい女性や、将来に備えておきたい女性にとって画期的な方法となる。
フェイスブックは今年1月から卵子凍結などの妊娠医療に対し最大2万ドル(約214万円)の補助金を支給しており、アップルでは来年1月からの開始を予定している。