今月1日、厚生労働省は平成26年度の人口動態統計の年間推計を公表した。死因の1位は例年通り「がん」で、死亡者数は37万人にものぼった。
(参照:再生医療認定医 379人、臨床培養士 69人が合格)
人口動態統計では、出生数や死亡者数、婚姻、離婚差数などの年間推計を行ったものである。出生数は平成25年度よりも増加し100万1,000人で、出生率は8.0、死亡数は126万9,000人で死亡率は10.1と推計される。主な死因の1位はがんで2位は心疾患、3位は肺炎、4位は脳血管疾患だった。死因の順位は24年度から変わっておらず、がんの死亡者数は37万人にものぼる。自然増減数は26万8,000人で、前年よりも2万9,000人増加している。
結婚や離婚に関しては、婚姻件数は64万9,000組で婚姻率は5.2と推計され、年次推移では前年よりも1万2,000組増加した。離婚件数は22万2,000組で離婚率は1.77となり、婚姻件数同様、年次推移は9,000組増加した。月毎の概数をまとめた人口動態統計月報の公表は平成27年6月を予定している。