総合人事・人財サービスを展開するアデコ株式会社が、アジア圏8カ国の子供を対象に「将来就きたい仕事」に関するアンケートを実施したところ、「医者」が最も人気の職業であることがわかった。
(参照:人口動態統計の年間推計 死因1位は今年も「がん」)
Photo:Taiwanese kids By Randy Cox
調査は日本・香港・台湾・韓国・シンガポール・マレーシア・タイ・ベトナムの8カ国で昨年実施された。アジア太平洋地域では男女総合の集計で「医者」が韓国・香港・マレーシア・タイ・ベトナムの5カ国で1位であり、一番人気となった。マレーシア以外の4カ国は昨年2013年12月上旬に実施された調査でも1位で、不動の人気の高さがうかがえる。日本の子どもの将来就きたい仕事第1位は男子がサッカー選手、女子がパティシエとなり、医者は男子で2位、女子で3位だった。
全体的に「医者」だけでなく「先生」もランキング5位以内に入っており、教えるという身近な仕事に憧れる傾向もあった。日本では女子のランキングにも野球選手やサッカー選手が入っており、近年の女性スポーツ選手の活躍でファンが増加している風潮が反映されていた。