沢井製薬株式会社が実施したジェネリック医薬品に関する意識調査によると、患者の4人に3人がすでに服用を体験しており、処方を希望する患者も50%を超えたことがわかった。
(参照:子どもたちが将来就きたい仕事 アジアで医者が1位に)
Photo:new pills are bigger By Nina J. G.
沢井製薬株式会社が実施した意識調査は、ジェネリック医薬品の環境変化を把握することを目的として2004年より毎年行われており、今年で11回目となる。ジェネリック医薬品を希望して処方してもらったことがある患者は50.5%と、意識調査開始から初めて50%を超えた。医師や薬剤師から薦められ処方してもらったことがある患者は24%と、2010年の19.3%と比較すると増加している。さらに、希望したことも医師や薬剤師から薦められたこともない患者は13.8%と減少してきていることがわかった。
患者にとってジェネリック医薬品についての情報元は、病院や薬局のポスター、テレビ番組、薬剤師という回答が多かった。とくに過去の意識調査を比べると、「薬剤師から」という回答をした患者は増加しており、ジェネリック医薬品に関する情報源としての薬剤師の重要性が高まっていることがわかった。