女性医局では、女性医師が生涯にわたってキャリアを継続・向上できるように、30代半ばの就業率の最低ラインと言われる現在の76%から、M字カーブを回復ラインの82%に引き上げる
「+6%プロジェクト」を実施しています。
医師としてのキャリア形成期とブランクが重なる現状を踏まえ、医師の意識の改善、医師を取り巻く環境改善にご賛同いただける医療機関の皆様に、女性医師支援の一環として医療機関ホームページへキャンペーンロゴを掲載いただき、本キャンペーンの認知促進を図っていきます。
女性医師が医師として就業している率は、医学部卒業後、年が経つにつれて、減少傾向をたどり、卒業後11年(概ね36歳)で76.0%で最低となった後、再び就業率が回復していく。
最低ラインとなる30代半ばの就業率を82%程度にすることで、極端なV字が解消される。現在の76%から就業率を6%アップすることにより、数千人の女性医師の職場復帰が可能になると推測される。
M字カーブの要因が、出産や家庭内労働であることが明らかであるが、育児支援のみならず、女性医師が働きやすい職場環境の整備が望まれている。
|
財団法人淳風会 倉敷第一病院
当院では、女性医師の育児休業等による離職後のスムーズな職場復帰に向けて、<時間短縮勤務制><パートタイム制><院内保育園の完備><ベビーシッター費用の補助><産後原職復帰への配慮><育児休業中の給与を一部保障>という、仕事と家庭の両立に配慮した就業環境の場を提供しています。 |
|
体験派医療人マガジンLattice(ラティス)
“いい医者になろう”をキャッチフレーズに、学生や若き医療人にサイエンス以外の分野での動機付けと情報を提供する小誌 Latticeでは、医師不足是正策の一助となるべく、女性医師のモティ ベーションアップやロールモデルの紹介を記事にしています。女子医大創設者の吉岡彌生先生も、「医療は母性に基づく」、「医療・医術は女性に向いている」と仰っていました。小誌はこれからも輝く女性医師を応援します。 |
|
|