当直とは

当直とは病院や診療所にて深夜の時間帯や祝日などの休日に勤務することをさします。当直の業務は各病院、診療所で違うこともありますが、多くの場合、入院患者や急患の診療対応をします。当直を担当すると当直手当などが支給されることがあります。当直は「宿直」「夜勤」と呼ばれることもあり、各病院によって呼び方が違う場合があります。
医療法第16条では「医業を行う病院の管理者は、病院に医師を宿直させなければならない。但し、病院に勤務する医師が、その病院に隣接した場所に居住する場合において、病院所在地の都道府県知事の許可を受けたときは、この限りでない。」と規定しています。これにより、医師はシフト制などを導入し交代で当直にあたります。当直に勤務する医師は日勤から引き続き担当することが多く、急患など非常事態が起きない限りは基本的に働いてはいけないとされています。
しかし、実際の現状は日勤と同じく働いている場合や、当直明けでもそのまま日勤の担当に入ることもあり過剰労働が課題となっています。医療費削減や医師不足などの問題もありますが、改善策のひとつとしてパートタイム当直というものがあります。パートタイム当直は病院外の医師が当直を行うことです。

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