女性医師の転職事例
▼ 内視鏡の検査件数が多い職場でスキルアップ。子どもがいてもキャリアップを手に入れました。
- 消化器内科 37歳
内科認定医
消化器内科専門医
消化器内視鏡専門医
- 勤務地
- :東京都
- 診療科目
- :消化器内科
- 年収
- :410万
- 勤務形態
- :非常勤・週2コマ
- 業務
- :内視鏡検査
- 勤務地
- :東京都
- 診療科目
- :消化器内科
- 年収
- :1240万
- 勤務形態
- :非常勤・週6コマ
- 業務
- :内視鏡検査
- 転職のきっかけは何ですか?
- 子供の小学校入学にあたり、勤務時間を短縮する必要がありましたが、大学病院勤務では勤務短縮はほぼ無給になってしまうため。
- 女性医局に登録された理由は何ですか?
- 子供がいて、フルタイムで働くことができなくても、女性であることをいかした仕事があるのではないかと考え登録いたしました。
- 転職をするにあたり、重要視された条件は何ですか?
- スキルアップできる職場であること。
- ご入職を決めた一番のポイントは何ですか?
- 内視鏡の検査件数が多いことと、スタッフの方が親切だったこと。
- あなたのご要望や抱える問題に対し、女性医局の対応は満足のいくものでしたか?
- 大変満足しております。疑問点を病院に直接聞いていただいたり、同行していただいたり、いつでも誠意のある対応をして下さっていたことです。
- 女性医師として働き続けるために必要なことは何だと思いますか?
- 子供が熱を出したり、保育園の行事だったりして仕事を休まなければならない時に、外来や検査の予約が入っていて、代わりの先生がいない状態では、当日、穴をあけるわけにはいかないので、シッターさんや祖父母の力が必要だと思います。シッターさんを嫌がる方もいらっしゃいますが、信頼できるシッター会社の方であれば、基本は育児のベテランなので、親が知らない遊びなどを教えてくれたり、しつけをしてくれたり、病気の時の対応も上手で、良い事も多いと思います。
ただ、子供が将来、世の中に迷惑をかけない人になるためには、シッターさんや祖父母だけに全てをまかせるのではなく、親が子供と過ごす時間もある程度必要なのではと、まだ短い育児期間ですが、実感しております。
仕事と結婚出産を並行するならば、本人の努力は当たり前なのですが、長い目で見て、臨機応変に対応してくださる環境があればありがたいと思います。
- 女性医局に求めるもの、期待するものは何ですか?
- 主に結婚出産されて退職、休職されている方が多いと思いますが、働く意欲のある女医さんは、医師不足の中の貴重な資源だと思います。医師不足の現状で、その資源を上手く利用するためには女医さん1人の力や、大学の医局だけでは、対応が難しいと思いますので、働く意欲のある女医さんの手助けをしてくれる、信頼できる会社であり続けてほしいと思います。
お子様がいらっしゃる方にご質問です。
- ご出産後、働くことに対してご抵抗やご不安はありましたか?また、それはどのようなものでしたか?
- 出産後は3ヶ月目から働きだしたのですが、産前に3カ月位休んでいたので、復帰当初は不安でした。薬の名前がすぐにでてこなかったり、手技(内視鏡など)の勘が戻らなかったり、1歳にならないうちから、かなりの回数で当直をしなければならず、また病棟を持つことになり、帰宅時間も次第に遅くなりました。祖父母は遠くで仕事をしており、頼める状況にはなく、延長保育の毎日で、2歳くらいの子供が保育園で、散歩に行っても、ベンチで寝ていたり、笑う事が少なくなったりした事もあり、何度か労働条件を交渉して続けてきましたが、フルで働けない女医は辞めて当然という風潮が残った医局で、他に同様に続けている方もおらず、ずっと疑問を抱えながら、他の先生が10年かかるとことを15年位かけて取得していけたらという考えで、仕事を続けておりました。
- お子様の問題に対し、女性医局の対応はどのようなものでしたか?
- 当時はまだ女性医局を存じませんでしたので、所属していた大学の上司や同僚に自分でお願いして時間を調節しておりました。2~3人、理解のある上司がおりましたので、随分助けてもらいました。
女性医局の方は、家庭の事情や勤務意欲などをよく理解して対応してくださるので、以前にコンタクトしたことのある他の医師派遣会社より、信頼でき、よかったと思います。某派遣会社は、連日自宅に電話がかかってきて、すぐに返事をしないと困るという対応で、個人の状況を踏まえた対応などは全くしておりませんでした。
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