開催報告:第7回 土井卓子先生による乳房触診研修会
開催報告:女性医局  乳房触診研修会(第7回)の様子はこちら

土井先生は第1回の講師としてお迎えしており、女性医局では今回で第4回目の乳房触診研修会となりました。
人気の高い研修会のため、数日で定員になり先生方の乳房触診への関心の高さが伺えます。始めに女性の乳がんのという病気についての現状・統計・国としての方針など、基礎知識をスライドにてご説明頂きました。
土井先生のお話はとても分かりやすく、また絶妙なタイミングで場の空気を和ませてくださり、あっという間の2時間に。
質問コーナーでは現場での悩み、相談など一つ一つ丁寧にご説明頂きました。土井先生曰く「ポジショニング」の重要性、乳房触診の問題点、女性ならではの心遣いの必要性など、現場でご活躍されていらっしゃる先生ならではの研修会となりました。

«模擬実習!»
「ミトン、タオル、大豆、梅干しの種、ペットボトルの蓋」を使用。前回コンニャクで千切れてしまった事もあり、今回はミトンで実践。意外に身近なもので練習が出来るとは、土井先生のアイディアです。


「参加された先生からの声」
◆土井先生のお話がとっても上手で他科の私たちにも分かりやすく、講演していただいて本当に良かったです。
(皮膚科ご専門)

◆講師の先生の乳がんに対する熱意がなんといっても最高でした。同じ外科系の女医として、医療に対する姿勢に共感する部分や、先生から学ばせていただくところが山ほどありました。患者に聞かれそうな質問リストが大変よかったです。
(泌尿器科ご専門)

◆臨床に直結した内容でしたので、わかりやすく、ためになりました。よくある質問コーナーも受診者さまから聞く質問なので、とても役に立ちました。先生の説明がとてもわかりやすく、聞き取りやすかったです。
(放射線科ご専門)

◆とても勉強になりました。また、機会があればぜひ参加したいと思います。可能であればシュミレーターなど使えると良いですね。
(血液内科ご専門)

◆一方的な講義形式ではなく、実践的な内容も組み込まれていて分かりやすかったです。
(血液内科ご専門)


<当社代表長瀬より>
2時間息をつかせぬ研修でした。土井先生の「少しでも現場の医師の力になりたい、ひいては乳がん患者を増やしたくない」という熱意がひしひしと伝わってきて感動しました。私達も、できるところから少しでも女性医師の支援を継続していくつもりです。

先生のご紹介

土井卓子(どい たかこ)先生

土井卓子(どい たかこ)先生
かまくら乳がんセンター長

○経歴
横浜市立大学医学部卒業
横浜市立大学医学部付属病院で研修後、済生会横浜市南部病院、独立行政法人国立病院機構横浜医療センターなどを経て、2009年よりかまくら乳がんセンターを立ち上げる。
医師として一貫して乳腺外科分野で経験を積み、女性の立場から女性のための乳がん治療及び乳腺分野での治療に従事。

○資格
日本外科学会専門医、日本外科学会指導医、日本消化器外科学会認定医、日本消化器病学会専門医
乳腺専門医、マンモグラフィ読影認定医、ICD



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